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Channel: 水野健の宅建・合格魂!養成ブログ
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防火構造と耐火構造の違い

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平成28年問18①の肢です。

 

防火地域にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。

 

解答〇

 

上記は何度か出題があるので〇とすることはできる方も多いです。

 

それに対して、令和3年問17の③の肢です。

 

防火地域又は準防火地域内にある建築物で、外壁が防火構造であるものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。

 

解答×防火構造ではダメ

 

 

似ていて違いがわかりにくいですね 。

とりあえず試験的には、耐火構造が〇で防火構造は×と覚えてしまえば良いと言えば良いのですが

せっかく勉強するのですから理解はしたものです。

 

耐火構造と防災構造、どちらも「火災に対して構造的に強いもの」

というイメージは湧いてきますが、どのような差があるのかわかりにくいですね。
 

私のざっくりした文章だとちょっとあれなんで

今一番頼りにしている私の師匠に聞いてきました。

 

 

Q防火構造と耐火構造の違いはなんですか?

 

A 防火構造と耐火構造は、建築物の火災に対する安全性を向上させるための設計要素ですが、目的と実現方法にはいくつかの違いがあります。

防火構造

防火構造は、火災が発生した際に火の広がりを防ぐための設計です。主に、隣接する部屋や階層間での火の伝播を阻止する壁やドアなどを使用します。防火壁や防火ドアは特定の時間、火を通さないように設計されており、火災の拡大を防ぐ役割を果たします。

耐火構造

耐火構造は、建築物自体が一定時間火災に耐えられるようにする設計です。耐火構造では、柱や梁などの主要構造部分が一定時間の間、高温に耐えられるように設計されています。この目的は、火災発生時に建物が崩壊するのを遅らせ、人々が逃げる時間を与えるとともに、消防隊員が火災を消し止めるための時間を確保することです。

まとめ

  1. 防火構造: 火の広がりを防ぐことを目的とし、防火壁や防火ドアなどを使用します。
  2. 耐火構造: 建物が一定時間火災に耐えることを目的とし、主要な構造部分を強化します。

 

これらの設計要素は、建築物の安全性を確保するために重要であり、しばしば組み合わせて使用されることがあります。

 

 

とチャットGPT4先生が申しておりました。

 

 
 
結論として
建築士の試験ではないのですから
よくわからなかったら
 
防火性能の高い順に「耐火構造」→「準耐火構造」→「防火構造」

 

くらい知ってればよいです。

 

でわわ('ω')ノ


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