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Channel: 水野健の宅建・合格魂!養成ブログ
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賃貸不動産経営管理士試験を終えて

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昨日は賃管試験おつかれさまでした。

 

感想としては、昨年本試験の何が起こったんだ!!という衝撃と比べて

 

今年の問題は

うんざりするほどの個数の多さや

通常の問題と、個数問題とでフォントを変えるという

どうでもいい気遣いをして頂いているのは昨年と同じであり

没疑惑がない分、想定の範囲内の問題でしたので、昨年よりも若干出来が良かったようです。

 

ただ、感覚では昨年より易しかったとの感想もあるようですが

 

問題の内容を精査すると昨年よりも難しい問題は増えたと思います。

 

まず過去問は大切なのは言うまでもありませんが

過去問が完璧であっても

〇文章の読解力が優れている

〇PMの仕事を実際にやってる(要は実務に携わってる)

等でないと過去問のみの学習では厳しかったと思われます。

 

宅建試験のような歴史がある過去問事例が豊富な試験であれば

過去問を題材に正しい勉強をすれば過去問で合格しますが

この試験は国家試験化後まだ二回で過去問が少ないです。

(もちろん民間時代の過去問の知識は大切ですが出題の質が違います)

 

問題は昨年よりも少々難しくなった

なのに点数が上がったというのは

受験生のレベルアップももちろんでしょうが

 

解釈運用の考え方・FAQ集に目を通して頂いている方が多くなった

→この話は資格学校やネットやSNSで情報を集めていれば知りうる情報であるので実践して頂いた方は多かった

 

あと資格学校の予想問題集を過去問だと思ってやる(設備以外)

→これは私が勝手に言ってるだけ

 

あと没問(昨日、資格の学校の解答速報が最初結構間違っていたりして驚きましたが)はなさそう

という点が平均点アップの要因かと思います。

 

あと長期計画で対策するのであれば別ですが

設備等の問題の勉強に固執して時間を取られるとやはり

賃貸借・借地借家・賃管業法・標準契約書あたりの知識があやるやになるので

民間時代も含めて過去問でできる範囲にとどめた方が良いというのは感じました。

 

40点以上を狙ってとろうと目指したら確信を持てない問題が多いため

超絶難関試験でありますが

合格点(まだ何点か不明)を取るというのであれば

思ったより出来ている方も多いなという印象です。

 

合格点予想ですが

問題難問も増えましたが

受験されている方の報告等を見ると、感触ない割にとれていたりしています。

 

合格率が前年並みで没問がないとすると

 

35点±1としておきます。

 

1点でも下がって一人でも多く合格して頂き

資格を取得して仕事に活かして頂きたいと思います。

 

最後に

賃貸不動産経営管理士試験での勉強内容は、不動産管理の仕事をしている人はもちろんのこと

不動産の仲介をする際も知っておいて有益です。

 

あと意識の高い大家さんも多く勉強していらっしゃいますので

不動産投資をしている、これからしようとしている人も御自身の物の知識は知っている方が良いと思います。

さらに賃貸物件を借りる人、不動産を所有する人にも不動産の設備の知識を含めて有益な事も多いです。

 

この資格は不動産に携わるにあたり良い勉強だと思い賃管の講義をやっております。

 

しばらくはゆっくりして疲れを癒してください!

 

でわわ('ω')ノ


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