先日父が亡くなり、講義の代行をお願いしたり
収録日程をリスケしたりとバタバタしていましたが
やっとひと段落つきました。
10年前に母が亡くなった時と違い、
覚悟はしていたのでショックはないと思っていたのですが
やはり親が亡くなるというのは悲しいものです。
父は仕事ばかりで、忙しく、あまり遊んだ記憶がないのですが
小学校くらいから休みの日にはゴルフの練習場に連れていかれて
将来役に立つからと、打ちっぱなしさせられた記憶があります。
(絶対自分が練習したいだけだと思うのですが)
大人になった今、
私は早起きが苦手なので、ゴルフは付き合いでどうしてもという時しか行かないのですが
それでもコンスタントに100切りでラウンドできるのは父のおかげかと思っています。
あと、父は本当に商売が下手な人でした。
もともとは日本電気(今のNEC)にいたのですが、
上司と喧嘩してやめて自営業になったそうです。
私が子供のころは、六本木、赤坂等でディスコやクラブ、キャバレーとかを5店舗出していて
結構羽振りよかった記憶があります。
でも色々トラブルがあって精算して閉店してしまったんですが
残ったお金で、ゴルフ会員権売買屋をはじめてすぐにバブル崩壊。。。
破産は意地でもしないといってすごく苦労していた記憶があります。
ついでに大学3年の時に、「もう金ないから大学出たけりゃ自分で学費稼ぎな」といわれて
無責任な親だなとも思いましたが、50歳超えてから、フジテレビで清掃のアルバイトで食いつないでいる姿を見ると
責めることもできませんでした。
ただそこから掃除のバイトで掃除の奥深さを知ったらしく
掃除屋をはじめて、社員10人くらいにまで頑張っていました。
その姿を見て、とにかく会社を失敗しても
人生何度でもやり直せるということを学びました。
私自身も
今は講師業と不動産業と行政書士の3業務に落ち着いていますが
これまで、ホームページ作成業者、中古車販売、マンション管理士業、船舶免許代行屋
船舶レンタル業、古物商、Pマーク代行屋、
なんだかいろいろやってきては失敗して撤退してきました。
それでもあまり悲観的にならずにやってこられたのは父の血を受け継いでいたからかなと思います。
この1,2週間父の死をきっかけに多くのことを考えさせられました。
梅雨も明けていよいよ宅建も、賃貸不動産経営管理士試験も受験シーズンになってきました。
あまり感傷的になってもいられないので明日からまた頑張っていこうと思います。